白いポロポロおりものの原因は?膣カンジダの見分け方と正しい対処法
白いポロポロおりものの原因は?膣カンジダの見分け方と正しい対処法について専門的な視点から解説いたします。詳細な分析をご確認ください。
女性の身体から分泌されるおりものは、膣内の自浄作用を保ち、外部からの細菌侵入を防ぐバリア機能を果たしています。通常時は透明〜乳白色でサラサラ、または適度な粘り気を持っていますが、膣内環境のバランスが崩れると性状が急激に変化します。
下着にこびりつくような豆腐かす状おりものの原因として最も頻度が高いのは、真菌(カビの一種)である「カンジダ・アルビカンス」をはじめとするカンジダ属菌の異常増殖です。これが引き起こす病態がカンジダ膣炎の症状と原因の根底にあります。
カンジダ菌は特別な病原体ではなく、健康な女性の膣内や皮膚、消化管にも常に存在する「常在菌」です。普段は膣内に棲むデーデルライン桿菌(乳酸桿菌)が作り出す酸性環境によって増殖が抑えられていますが、以下のような要因で免疫力や自浄作用が低下すると、爆発的に増殖して炎症を引き起こします。
カンジダ菌が増殖すると、剥がれ落ちた膣壁の上皮細胞や白血球、真菌の菌糸が混ざり合い、特有のカッテージチーズ状のおりものや酒粕のようなポロポロした塊となって体外へ排出されます。これと同時に、膣粘膜や外陰部に激しい炎症が生じ、耐え難いデリケートゾーンの痒みや熱感、排尿時のしみるような痛みを伴うのが特徴です。