履歴書の職歴にアルバイトは書くべき?合否を分ける記入マナー全解説

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ネット上の掲示板やSNSでは、「履歴書にアルバイト歴を書くと評価を落とされる」「書かないと経歴詐称で内定取り消しになる」という極端な二極論が飛び交っています。しかし、東証プライム上場企業から急成長スタートアップまで数多くの採用現場を取材してきた立場から断言すれば、これらの言説はいずれも一面的な誤解に過ぎません。

まず前提として、日本の採用慣行における履歴書職歴欄は「社会保険に加入して正規雇用(正社員・契約社員など)として働いた経歴」を記録する公的な性格を持ちます。そのため、一般的に社会人経験が豊富な転職希望者の場合、学生時代や短期のアルバイト歴まで逐一記載すると「キャリアの軸がブレている」「整理能力に欠ける」と見なされ、かえって書類選考でマイナス評価を受けるケースが目立ちます。

一方で、「履歴書の職歴にアルバイトは書くべきか」という問いに対する正解は、応募者の現在の状況と応募職種との親和性によって180度変化します。たとえば、正社員経験がないフリーターの方や、前職から1年以上のブランクがある方がアルバイト歴を一切書かなかった場合、人事側の目には「完全な無職期間(引きこもり・無気力状態)」として映ってしまいます。厚生労働省の雇用動向調査や大手転職エージェントの動向を見ても、空白期間が半年を超えると書類選考の通過率が急落する傾向が如実に現れています。

つまり、「アルバイト歴を書いたから落とされる」のではなく、「文脈を無視して無関係なアルバイトを羅列した結果、アピール力が薄れて落とされる」、あるいは「何も書かなかったせいで長期の無職と誤認されて落とされる」というのが噂の真相です。自らのキャリアストーリーを補強するためにアルバイト経験を意図して組み込むことこそが、選考を有利に運ぶための第一歩となります。

松本 悠斗

松本 悠斗

サステナビリティ研究家

マネー知識やキャリア形成に役立つノウハウを、初心者にも分かりやすく解説するのが得意です。

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