「どっちをかける?」で味が激変。今さら聞けない「一味」と「七味」の決定的な差と、世界が注目する和スパイスの深層
「どっちをかける?」で味が激変。今さら聞けない「一味」と「七味」の決定的な差と、世界が注目する和スパイスの深層とは一体何なのか? 詳しい意味を整理してお届けします。
歴史を遡ると、七味のルーツは江戸時代にたどり着く。漢方薬の思想から着想を得て、薬研堀(現在の東京都東日本橋)の医師や薬種商が売り出したのが始まりとされる。つまり、単なる調味料ではなく、健康維持や風邪予防のための「薬」としての側面が強かったのだ。
それぞれの素材には、体を温める効果や消化を助ける働きがある。江戸の人々は、蕎麦の冷えから体を守るために七味を振りかけた。この実用的な知恵が、現代まで受け継がれる定番ブレンドの基礎となっている。