エビの口はどこ?砂袋の場所と臭み・ジャリ感を防ぐ正しい下処理術
エビの口はどこ?砂袋の場所と臭み・ジャリ感を防ぐ正しい下処理術についての最新情報をご紹介します。
エビの下処理といえば「背ワタ取り」ばかりが注目されがちですが、頭付きのエビを調理する場合、口と砂袋の放置は仕上がりを著しく損ねる最大の要因となります。
エビを殻ごと加熱すると、砂袋に閉じ込められていた泥や消化器官の内容物が熱によって膨張・破裂し、頭部全体や身へ染み出します。これが、エビフライ、天ぷら、塩焼き、パエリアなどを食べたときに感じる「特有の生臭さ」や「薬品のような生臭さ」の主因です。
また、口器自体が非常に硬いため、そのまま揚げたり焼いたりしても柔らかくなりません。噛んだ瞬間に口内へ刺さったり、砂袋の中の微粒子が口の中に広がって不快なジャリジャリ感を引き起こしたりします。エビ味噌(中腸腺)の濃厚な旨味だけを純粋に味わうためにも、口と砂袋の除去は欠かせない工程です。