地球から月までの距離38万Kmの真実!伸び縮みする軌道の秘密
今注目を集めている 地球から月までの距離38万Kmの真実!伸び縮みする軌道の秘密について、詳しいまとめを分かりやすく掲載しています。
数字だけを聞いてもピンとこないかもしれない。では、具体的な移動手段で例えてみよう。
もし時速約300キロメートルで走る日本の新幹線に乗り、月へと続く線路をひたすら突き進んだとしたらどうなるか。答えは約53日間。2か月近く休まず走り続けてようやく辿り着く計算だ。徒歩ならなんと約11年。途方もない旅路である。
一方で、1秒間に地球を7周半する「光」の速さなら、わずか約1.3秒で月に到達する。私たちが今見ている月光は、ほんの1.3秒前の過去の姿なのだ。
人類が初めて月に足跡を刻んだ1969年のアポロ11号はどうだったか。宇宙飛行士のニール・アームストロングらを乗せたサターンVロケットは、地球軌道を離脱後、約3日と3時間かけて月周回軌道に到達した。最新のロケット技術をもってしても、数日間の旅を要する距離なのだ。