令和のネットを支配する「あのジャージ姿」の衝撃。なぜ2026年の今、『ギャグマンガ日和』の聖徳太子が再ブレイクしているのか?
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私たちが歴史の授業で習う聖徳太子は、一度に十人の話を聞き分けたとされる聡明な政治家だ。しかし、多くの日本人にとって、そのイメージは増田こうすけの手によって上書きされてしまった。紫の冠位十二階ではなく、なぜか青や緑の芋ジャージ。常にどこかズレていて、威厳は皆無。部下の小野妹子に冷たくあしらわれ、時には自ら進んで変質者じみた行動に走る。
この圧倒的なギャップこそが、すべての始まりだった。2000年代初頭、真面目な歴史パロディは他にもあったが、ここまで徹底的に「セコくて、プライドが高くて、どうしようもない人間」として描かれた偉人はいない。このキャラクター造形が、当時の読者に計り知れない衝撃を与えたのは言うまでもない。