なぜ茶色や白黒に?コンビニ看板の色に隠された秘密と景観条例の真相
なぜ茶色や白黒に?コンビニ看板の色に隠された秘密と景観条例の真相の真相や最新動向に迫る! わかりやすい言葉でご紹介しています。
観光地や歴史ある街並みを散策していると遭遇する、茶色やモノトーン調のコンビニ看板。このコンビニ看板が茶色や白黒に変わる理由の根底にあるのが、自治体が独自に定める屋外広告物条例や景観保護地区の指定基準です。
なかでも全国で最も厳しい基準を敷くのが京都です。京都市では2007年の新景観政策導入以降、京都のコンビニ看板における景観条例の色規制が抜本的に強化されました。原色に近い派手な色や赤・黄などの進出色は使用面積が大幅に制限され、色の鮮やかさを示すマンセル値(彩度基準)に厳しい上限が設けられています。
こうした規制は京都だけにとどまりません。歴史的な町並みが残る鎌倉や飛騨高山、温泉街の由布院や草津、高原リゾートの軽井沢や那須、さらには世界遺産周辺の日光など、全国の主要な観光地で観光地限定のコンビニ看板の色違いが導入されています。歴史的建造物や豊かな自然の美観を損なわないよう、背景を白や濃茶、木目調に置き換えることで、街並みへの同化を図っているのです。