ネットの深淵から表舞台へ。「夢小説」を巡る忌避感と、生成Ai時代に激変するファンフィクションの境界線
ネットの深淵から表舞台へ。「夢小説」を巡る忌避感と、生成Ai時代に激変するファンフィクションの境界線の全貌を分かりやすくまとめてご紹介します。
著作権やモラルの観点からも、夢小説は常に危ういバランスの上に成り立っている。多くの二次創作が「ファン活動」として黙認されている中、夢小説、特に実在の芸能人やスポーツ選手を対象とした「ナマモノ」と呼ばれるジャンルは、肖像権やパブリシティ権の侵害に直結しやすい。
公式ガイドラインが二次創作に対して寛容な姿勢を示すケースが増えているものの、それはあくまで「常識的な範囲内」での話だ。キャラクターのイメージを著しく損なうような性描写や、公式と誤認させるような表現が含まれる夢小説が拡散すれば、公式側が規制を強化せざるを得なくなる。夢小説ファンの身勝手な行動が、ジャンル全体の首を絞めることになりかねないという懸念は、オタクコミュニティ内部からも強く上がっている。