シャンクス腕がコラ画の魅力と元ネタ完全解説【ワンピース】
シャンクス腕がコラ画の魅力と元ネタ完全解説【ワンピース】にまつわる役立つ知識を詳しく紐解きます。
コラ画の面白さを100%理解するには、元ネタとなったワンピース第1話のシーンを知ることが不可欠だ。
シャンクスにまつわる謎のひとつが、第1話で主人公「モンキー・D・ルフィ」を救おうとした際に、海王類「近海の主」に食べられた左腕だ。当時、懸賞金10億ベリーを超える実力者だったシャンクスが、ルフィが「ゴムゴムの銃(ピストル)」1発で倒せる程度の強さの近海の主相手になぜ左腕を失ったのか、不自然に感じる読者も多かった。
このシーンは、ワンピースという作品の出発点として機能する。強大な四皇が、子供一人を守るためにためらいなく自分の体を犠牲にする。読者は「こんなに強い大人が、子供のために体の一部を失った」という事実に大きなショックと感動を受け、このシーンがあったからこそ、ルフィがシャンクスに麦わら帽子を預けられることへの説得力が生まれ、二人の絆の深さが誰の目にも明らかになった。
それだけ感動的なシーンだからこそ、「あんなに強い人がなぜ?」という引っかかりが笑いに転化しやすい。「命懸けで人助けをする覚悟があっても、その結果腕が無くなったら泣くくらいはする」というツッコミは、シャンクスという男の実像をリアルに問い直している。