世界一臭い缶詰シュールストレミングの真実!安全な開け方と現地の食べ方
世界一臭い缶詰シュールストレミングの真実!安全な開け方と現地の食べ方の全貌を詳しく解説してご紹介します。
シュールストレミングを購入した人がまず驚くのが、缶の形状です。通常の缶詰とは異なり、上下のフタが丸く膨張し、今にも弾けそうな状態になっています。これは不良品ではなく、缶の中で菌が呼吸を続け、二酸化炭素や硫化水素ガスを充満させている正常な発酵の証です。
賞味期限が近づくほど内部圧力は高まり、最悪の場合は缶の継ぎ目から発酵液が噴き出す「自然破裂」の事故すら引き起こします。そのため、国際民間航空機関(ICAO)の危険物規則に基づき、エールフランスや英国航空をはじめとする世界主要航空会社では手荷物・受託手荷物を問わず飛行機への持ち込みが全面的に禁止されています。上空での気圧低下によって機内で破裂した場合、飛行機全体に耐え難い悪臭が充満し、運航不能に陥る重大インシデントになりかねないためです。
また、日本の住宅事情において「室内での開封」は致命的な大惨事を招きます。噴出した発酵液のミストが部屋のクロス壁、カーテン、フローリングの隙間に染み込むと、市販の消臭剤や換気程度では一切太刀打ちできません。完全消臭に特殊清掃が必要となり、数百万円規模のリフォーム費用を請求された賃貸トラブルの実例もあるほどです。どんなに好奇心があっても、密閉された室内での開缶は絶対に避けてください。