テンションテンション上がってきたきた!その感情の正体と科学的な理由を徹底解説
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では、あの「テンションテンション上がってきたきた」という瞬間、脳の中では何が起きているのだろうか。感情論だけでは終わらせられない。実は、これには明確な神経科学的な裏付けがある。
テンションが高い状態とは、ドーパミンをはじめとする神経伝達物質が活発に働いている状態だ。「気分がいいだけ」ではなく、思考力・集中力・記憶力のすべてが向上するため、仕事も勉強も効率的に進む。テンションを上げることは、脳全体のパフォーマンスを引き上げる行為といえる。
従来、ドーパミンは快楽物質と呼ばれ、脳内で報酬刺激によって放たれ、快感をもたらすとされてきた。ところが近年、ドーパミンは報酬予測誤差に関わっていることが明らかにされている。つまり、「良いことが起きた」というよりも、「良いことが起きそう」という予感や期待感が、あのワクワク感を生み出しているということだ。ライブが始まる直前、試合のキックオフ前、そして新しいプロジェクトのアイデアが閃いた瞬間。まさにその「テンション上がってきた」の瞬間こそが、ドーパミン放出の絶頂に近い状態なのである。
よく興奮状態にある人が「アドレナリンが出ている」と表現することがあるが、その興奮が気持ちの良さも伴っているのだとすれば、「ドーパミンが出ている」という表現の方が適しているのかもしれない。テンション上昇の快感は、まさにドーパミン系の働きそのものだ。